1日の終わりに自分のために時間をつかい、自分の内側と向き合う時間をつくっていきましょう。

「今ここにいる」という幸せを見つめ直しましょう。

 

  • 頑張りやさんな人ほど、疲れたときや気持ちが苦しいとき、自分と向き合う時間を後回してしまいがちです。 残業で遅く帰宅して慌てて寝るだけの毎日や、目の前の問題やトラブル処理で時間がいつの間にか過ぎていく……。 でもそんな生活を続けていると、自分らしさがどんどん失われてしまう気がしませんか。 そんなときこそ一度歩みを止めて、本当に大切なのは「自分自身」だと思い出しましょう。

 

「筋肉」「呼吸」「心」

自分を構成するすべての要素と向き合うヨガは、忙しい人にも試してほしい運動です。毎晩ほんの数分間程度、自分のために夜ヨガをすると、少しずつ自分の魅力と体力が戻ってくることを実感できます。 
ヨガには血行を促進して体温を上げる効果があります。夜ヨガをすると手足がぽかぽかして、眠気を感じやすくなります。 悩みが頭の中をグルグル回ってなかなか寝つけないときは、夜ヨガをすることで入眠がスムーズにいくでしょう。

 

夜ヨガをすると、血流がスムーズになって体の代謝が上がり、脂肪が燃えやすくなります。 眠っている間の脂肪燃焼が自然と促されるため、寝る前のヨガはダイエットにも良いとされています。 忙しくてダイエット、スポーツの時間を取れないという方は、夜ヨガでコアを鍛えて脂肪燃焼を後押ししてみてはいかがでしょうか。 
寝る前にヨガで体をほぐすと、内臓機能が活発化して胃腸内の炭水化物が睡眠中に消化し終わり、脂肪になりにくいというメリットがあります。 また、寝起きに胃腸がだるくて重たいという症状も緩和されます。 その日食べたものを翌日に持ち越さない、リセット能力のある健やかな体作りができます。

 

  • 《マインドフルネス瞑想》

     

    Medical Yogaのヨガのクラスでは、クラスの中でマインドフルネス瞑想を行います。 1日10分、静かな空間で気付きを高めるマインドフルネスな時間をつくってみましょう。 マインドフルネスを実践すると脳の構造が変化します。 瞑想が深まると心のざわめきが小さくなるので、それまでに気づかなかった自分の本当の気持ちや繊細な心の働き、心のメカニズムなど、様々なものが実感できるようになります。 また、心のざわめきが小さくなるということは、心の中で様々なものを手放せているということ。何かにとらわれていると気分は晴れにくく、逆に色々なものを許したり、手放したりできると、心がそれらから解放されてすっきりし、浄化された感覚になります。
    生きていることに絶対的な価値を感じ、揺るぎない思考がベースにある人は、経済状況や人間関係、健康状態など、様々な壁にぶち当たる時も強さを失わずにまっすぐ前に進めます。 瞑想の練習を始めたいけど続けられそうにない、と言う生徒さんが多いですが、時間がない、座ってるのが辛い、気が散って集中できない、と理由はさまざまですが、だからと言ってあきらめるのはもったいないです。

 

マインドフルネス瞑想が今、世界的に注目を集めています。アップルやGoogleなどの先進企業では、感情やストレスに邪魔されない思考が生まれ、創造性や生産性が高まるとして、一日30分のマインドフルネス瞑想を導入されています。 マドンナやレディ・ガガ、スティーブン・ジョブス、ミランダ・カーといった有名人も日常に取り入れています。 アメリカでは脳科学の研究で、マインドフルネスを1日に45分、8週間行った人の脳がどう変わるのかを調査し、ストレスによりダメージを受けた海馬が5%回復し、不安や恐怖といったストレスを に反応する扁桃体は5%小さくなったことが実証されています。 マインドフルネス瞑想は、「今この瞬間」に意識を向ける「気づき」のトレーニングと言われる瞑想法です。マインドフルネスは、「今、ここ」に 意識を向け続け、わき上がる雑念や感情に気付き続けるという訓練を一緒にしていきます。 東洋で生まれた瞑想が、西洋に渡り心理学などと結びついた科学的な瞑想法なのです。 睡眠前、1日の終わりにヨガと瞑想をして、心と身体をリセットしていきましょう。

「瞑想=頭を無にすること」と考えるかもしれませんが、マインドフルネス瞑想はそうではありません。 わきてくる雑念や思考を否定するのではなく、ただ気づき、そして良い悪いの判断をせずにそのまま受け流すことをしていきます。 感覚や感情に気付き続け、無意識を意識化できるようになると、脳が筋トレをするように考え方の癖が改善し、メンタルが強化されていくのです。 不安や怒りに振り回されず、冷静で静かな心を持つことができるようになります。

瞑想しようとすると必ず、雑念や妄想が湧いてきます。それはほとんどが過去や未来にベクトルが向いてしまいます。 ごく自然なことです。 「明日までに、あの仕事終わらせないと。。」
「お腹が空いたから、あとでどこかに食べに行こうかな。。。」 などと、言葉や映像が頭の中に浮かんでくるはずです。 これらは過去や未来の想像なのです。そういった雑念に気づいたら、すぐ「今この瞬間」に意識を戻します。 現代人は考え過ぎの状態が続いています。 インターネットやスマートフォンが当たり前になり、人間関係のネットワークが可視化され、FacebookやTwitter、LINEなどで大量の情報に触れるようになったことで、常に情報や人間関係にさらされるようになりました。

 

  • 見たくもない情報、見なくてもいい情報に触れる機会が増えたため、脳は気づかないうちに他人と自分を比べていたり、疲れています。 マインドフルネス瞑想は、心が安定し、今この瞬間や現状に対して、ありのまま受け入れられ、幸福感を感じることが多くなります。 そして瞑想をすると、睡眠の質も良くなります。ストレスを日々感じている人は、交感神経系が優位となり、常に緊張した状態が続き、入眠しづらかったり、深い睡眠を得られなかったりします。 しかし、瞑想をすることで、ストレスは軽減し、自律神経のバランスを整える効果もあり、ぐっすり眠ることができるようになります。 マインドフルネス瞑想で、心と身体の働きを静かにしていき、自分が満ち足りた存在であることを思い出し、心の平安、喜び、幸せを一緒に感じていきましょう。 普段、デスクワークなどが多い人は日中は頭を酷使して緊張しっぱなしですが、身体は使っていないため心身の疲れ具合がアンバランスです。 また立ち仕事の方も、立ちっぱなしでいることで特に足の筋肉が固くなってしまっています。 寝ても寝ても疲れが取れない…そんなときはありませんか? 
そんなときも実は知らず知らずにストレスがたまっていたりや不安などで、自律神経の中でも交感神経が優位になってしまっていて、眠りが浅くなっています。 そんなあなたは就寝前にヨガを行うことによって、日中の緊張によって凝り固まったアタマや筋肉をほぐして副交感神経を優位にさせることができるのです。

 

ぜひ、夜ヨガを日常に取り入れていきましょう。
※(夜ご飯) 夜ご飯は早めにすませるか、あまりヨガの直前は食べ過ぎないようにしましょう。 ヨガの後に夜ご飯を食べる場合はふとらない夜食にすると、ダイエット効果だけではなく、ぐっすり眠れるようになります。 

過度なダイエットは一時的には痩せることが出来るかもしれませんが、継続し続けると栄養不足の身体になってしまい、場合によっては体調不良の原因になる可能性があります。夜の空腹を防ぐだけでなく、健康な身体つくりの為にも過度なダイエットによる食事制限はしないようにしましょう。 1日のうちに少しだけでも、「今ここに存在する」根本的な幸せと向き合い感謝する時間をつくってみてください。

自分の役割や思い描いた目標もより実現しやすくなるはずです。 そして、忘れないでほしいのは、どんな困難な状況にいようと、生まれてきたことに素晴らしい意味があるということです。 生きているそのものがかけがえなく、今ここに存在するという幸せを実感できると目の前で何が起こっても悲観することなく、今を生き抜く強さが生まれます。 過去や未来ではなく、今を生きていきましょう。

 

ヨガを通じてなりたい自分になれる様に全力でお手伝いさせて頂きます。 夜ヨガで会いましょう。 お待ちしています。